託児所完備の介護施設の数は、大手の社会福祉法人をはじめ増加傾向にあります。そのため、仕事と育児との両立を目指している20代から30代の求職中の女性は、託児所を完備した職場に注目したほうがいいでしょう。介護施設に併設された託児所の中には、早朝や夜間の時間もベテランの保育士が子どもを預かってくれたり、雇用形態や出勤日数に合わせて利用できたりするケースが少なくありません。ですから、子育ての心配をせずに介護士として活躍したい人は、インターネットで情報を調べたり、託児所を完備した施設で働いたことがある人に話を聞いたりしてみるといいでしょう。>>参考になるサイト
また、託児所の利用ができる条件は、介護施設を運営する法人の方針によって違いがあるため、求職中に時間をかけて、気になる施設の事情を把握することもポイントです。慢性的に介護士の人数が不足している介護施設の中には、新たに採用された介護士を対象に、託児所の利用料金を一定期間無料にしたり、一部の費用を法人側が負担したりしているところもあります。そのため、有利な条件で託児所の利用ができる介護施設を知っておくと、経済的にも助かります。
なお、各地域で評判が良い社会福祉法人が運営する託児所完備の介護施設は、採用試験に多くの求職者が集まることもあるため、応募を決めたら素早く行動に移したり、じっくりと書類選考や面接に向けて対策を立てておいたほうがいいでしょう。